人はお願いで動く
人にものを頼む時には基本的に「お願い」をするものですが、
夫婦とか親子とか、距離の近い関係になると、しなくなったりするんですよね。
お願い自体をしなくなると言うか、よろしくお願いしますという心がけをしなくなるんですね。
そう言うのって言葉にも出てくるわけで、
これやっといてとか、ん!とかだいぶおざなりな言葉になるんですよね。
極め付けにやったけど、それが当たり前のようになって「ありがとう」がなくなる。
こうなると関係性としてはかなりイマイチになるよね、と言う話。
ただ、この負の状態には誰でもなり得ると思っていて、
そうならないために常にしてもらったら「ありがとう」
して欲しいことがあれば、「お願いがあるんだけど良いかな?」
と言う言葉を出すようにしているわけですね。
当たり前の関係になりがちなのは、物理的な距離が近いからだと思うんです。
たまに会う友達、たまに会う先輩、たまに会う後輩など基本的に物理的な距離が遠い相手に対しては
ニュートラルな状態で考えらるので、お礼もお願いもしてるしできてると思う。
物理的な距離が近いもの同士だと、よっぽど意識してないとすぐに甘えてしまって、
してもらって当然になってしまうんだと思います。そう、甘えてしまうんですよね。
子供が大人に対して甘える、これは全然おk。恋人同士でイチャコラ甘える、これもおk。
大人同士がお互いしてくれて当たり前だと甘える。これはいけない。
なんだかんだ自立してる人同士じゃないと甘えてしまう物だとも思う。
自分でできないことをしてもらうのではあれば、尚のこと「お願い」することが大事でしょう。
してもらったのならば「ありがとう」も忘れずに。
人は命令よりも「お願い」の方が動いてくれるわけですからね。