「どうしよう」と落ち込んでいるのがわかったらこういう状況にしないためには「どうするか」を考えましょう。
考える方向の話ですね。
意識が自分の側、内向きになっている場合は、どうしても「どうしよ、どうしよ」ってなっちゃいますよね。
ワタワタしても何が変わるわけでもないのだけど、なってしまうものです。
実はこの落ち込んでる時というのは、一つの成長のチャンスなんですね。
今回はここで詰まって失敗してしまった。恥ずかしい思いをした。嫌な思いをした。
次に同じ目には会いたくない。じゃぁ何をすれば良いのか?
そもそもなんで詰まって失敗してしまったのか?
原因を考えていくと無駄に多い手順だったり、そもそも必要ない工程を踏んでいたり、
後から考えると訳わからないことしてることが結構あるんですよね。
それらをどうしたらそうならないか、を一つづつ考えていって、一つづつ実行していく。
すると同じ失敗をしなくなるんですよね。
こういう事に考える方向を合わせると良いと思うんです。
ある意味失敗した時に「嫌な思いをする」と言うのが大事なのかもしれません。
だって、2度とこんな仕打ちを受けたくない!嫌だ!という気持ちが強ければ強いほど、
どうしたら良いかを深く考える訳ですから。
だからと言って、ガンガンに言われたり、つらいことされるのは嫌ですけどもね。
気持ちがグラついてる時はそもそも考えることができないので、落ち着く必要がある訳だけど、
「どうしたら」を考えない限り、その失敗から立ち直れないでしょうね。
実際、考えなかった時はずっとダメダメでしたもん。
俗に言う「考えろよ!」というお叱りはつまるところ
「何が原因でそうなって何をどうしたら2度とこうならないか」考えろよ!と言う意味なんでしょうね。
ただし、考えろよ!と怒った所で、そもそも考える力がない人には意味が伝わらないでしょね。
新人さんに教えると言う状態ならば、こうしたら良いかも、と言う答えを
新人さん自身が出せるまで一緒に考えてあげて、「何か失敗したら、今と同じように考えて行動するんだよ」と言うところまで伝えられると良いよなっと思う訳です。
一つレベルが上がれば、誰かが失敗してるのを見て、「何が原因でどうしたら防げたかな?」を考えることができるようになって、
人の振り見て我が振り直せ、ができるようになるんでしょうね。
「どうするか」を考えるのは確かにめんどくさいし、やりたくはないけども、
逃げてる、避けてる間は問題は解決しないし、考えた方が結果的に気分も良いわけよね。
だからこそ考える方向として、内向きの自分に対してではなく、外向きの原因と改善の行動に向けたいですよね。