「人たらし」のブラック心理術

なんでしょうね。図書館で目についちゃうんですよね。あぁなんか面白そうだなーってさ。

この本も面白かったんですよ。とりわけ記憶に残しておこう！思ったのが１つあって。「言葉の終わりに無言の「い」をつける」っていうものなんですが、実際にやってみると、なんかニコってなるんですよ。うわぁこれスゴい！って一人で驚いてました。だってさ「笑顔であいさつしなさい」って言われるとえーってなるけどさ、「言葉の終わりに無言のいをつけなさい」って言われると入れてみたくなるんですよね。そんでもって自然に笑顔になるっていうね。しかも最初から笑顔でやるよりも、最後にニコってなった方が自然な感じの笑みやし、なにより感じがすごい良いんですよ。

こう、直接言わずしてそういう風に仕向ける言葉ってなかなか無いんですよね。

先生の話を聞かない子供たちに「静かにしなさい」「先生の方に向きなさい」と言わずに「おへそを先生に向けてください」「先生喋ってるのにお口が空いてる人は誰かなー？」っていう風には言ったりするんですが、無言のい、みたいに意味は分からないけど、やって見るとぁあ確かに、ってならないんですよね。そういう言葉のストックが欲しいですねー。

他にもいいなーってことはいっぱい書いてあったけど、この「無言のい」ってのが一番感動しました。